
ヒント — これだけ知れば指示できる
ラチェットの核心は一文:機能追加のたびに hurl –test が通らないと次に進めない。 これがラチェット。
「完了しました」を信じるな。AIは楽観的。527個中40個だけやって「完了」と宣言する。数字で確認 — TODO が 0 なら終わり。それまでは終わりではない。
エージェントに:「tsma next を実行して、TODO の関数のテストを書いて。テストが通ったら tsma next で次の関数へ。All functions complete! が出るまで繰り返して。」
なぜこう指示すべきなのか
5つの原則
- 終了条件が機械的。 pass/fail。
- PASSは不変。 通った項目は再開されない。
- LLMは生成だけ。 何を修正するか、通ったか、次は何か、終わったか — 機械が決める。
- エージェントの終了判断権を剥奪。 LLMが言えば40。機械が言えば527。
- Verifierは決定論的でなければならない。
tsma — ラチェットの実戦ツール
エージェントが知るべきコマンドは1つ:tsma next。このコマンドがループ全体を駆動する。
527個の関数で検証
| 結果 | 関数数 | 割合 |
|---|---|---|
| PASS (100%ブランチカバレッジ) | 246 | 46.7% |
| DONE (ベストエフォート) | 281 | 53.3% |
| TODO (未処理) | 0 | 0.0% |
TODO が 0。 527個の関数すべて処理完了。
エージェントは死ぬ。進捗は生き残る。
tsmaは進捗を .tsma/session.json に永続保存。新しいエージェントが tsma next を打てば前の続きから。
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Reins Engineering 全講義
| 講 | タイトル |
|---|---|
| 第1講 | AIへの指示の仕方 |
| 第2講 | AIを信じない方法 |
| 第3講 | 壊れないアプリ |
| 第4講 | 決定をコードの外へ |
| 第5講 | 手綱のあるAI |
| 第6講 | 通過したら固定する |
| 第7講 | おべっかを逆手に |
| 第8講 | エージェントの工場 |
| 第9講 | コードを超えた自動化 |
| 第10講 | データの法 |
根拠資料出典
- TDAD, ACM AIWare 2026 — 手続き的指示は回帰を悪化、具体的テストファイルを提供で回帰70%減少。