第4講

ヒント — これだけ知れば指示できる

核心原理:決定をコードの外に出せ。 コードの中にはあなたの決定(「このカラムは整数型」)と詳細(変数名、エラー処理)が混在している。AIはこの2つを区別できない。決定を別の仕様に宣言すればAIが上書きできない。

エージェントに:「npx skills add park-jun-woo/yongol インストールして」

エージェントに:「Login機能をSSOTで宣言して」

エージェントに:「yongol validate回してエラー0にして」

yongolは現在Goプロジェクト専用。しかし原理 — 決定をコードの外に出し、交差検証で矛盾を捉える — は言語に依存しない。第3講のHurlテストはすでに言語非依存で動く。


なぜこう指示すべきなのか

10種のSSSOT — それぞれが1つの関心事を担当

yongolはソフトウェアの決定を10個の宣言的仕様(SSOT)に分離。データ定義(features.yaml、manifest.yaml、SQL DDL、sqlc)、振る舞い定義(OpenAPI、SSaC、Mermaid stateDiagram)、検証(OPA Rego、Hurl)、画面定義(STML)。10種中8種は業界標準。

operationId — 全レイヤーを1つの鍵で貫く

1つの名前が10個のレイヤーを物理的に結ぶ。建築のアーチのキーストーンのように。Feature Chain 1つで機能の全地形が一画面に見える。

yongol validate — 287個のルールが矛盾を捉える

既存ツールは自分のレイヤーしか見ない。yongol validateの固有価値はこの 交差検証 にある。

ベンチマーク:ZenFlow — 69分で32エンドポイント

機能を追加しても速度が低下しなかった。最初の機能13分、11番目の機能4分。47個のHurlリクエストが毎ステップ全パス。

なぜ大きなモデルが答えではないのか

問題はモデルの知能ではなく 媒体。コードという媒体は決定と実装を区別しない。yongolは媒体を変える。


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Reins Engineering 全講義

タイトル
第1講AIへの指示の仕方
第2講AIを信じない方法
第3講壊れないアプリ
第4講決定をコードの外へ
第5講手綱のあるAI
第6講通過したら固定する
第7講おべっかを逆手に
第8講エージェントの工場
第9講コードを超えた自動化
第10講データの法

根拠資料

  • ZenFlowベンチマーク — 69分、32エンドポイント、14テーブル、47 Hurlリクエスト
  • yongol agentモデル実験 — Gemma4 4.5Bでもフィードバック1回で0エラーに収束
  • yongol validate — 287ルール、10 SSOT間交差検証